PREPRUFE®が中東の高速鉄道を保護

ハラマイン高速鉄道は、中東最大のインフラ・プロジェクトのひとつです。それは最も挑戦的なものの一つでもありました。

極端な暑さと砂漠、浸食土壌、高い地下水位に加え、4年間で4つの新駅を建設するという厳しい時間の制約から、鉄道の運行を確実にするために建築クルーは高性能の建設用製品を選択することを要求しました。

そこで、GCP Applied Technologiesは地下水の破壊的な影響から保護するため、高性能の防水シート PREPRUFE^®をエンジニア達に提供しました。

ラワビ専門契約プロジェクト・マネージャーのHussein Ali Khodrは「GCPの防水シート PREPRUFE® 300R と BITUTHENE^® 8000 HC はジッダの駅の防水ソリューションとして大きなメリットをもたらしました」また、「プロジェクトと都市の性質は、実績のある最新技術を条件として要求しました。工事施工者としては､設置の容易さと柔軟性によって、エンジニアの作業時間が大幅に節約されました」と振り返ります。

この全長450kmの高速鉄道は、イスラム教の最も神聖な都市であるメッカとメディナを数百万人の巡礼者の入口点となるジッダの紅海沿岸都市と結びます。4つの駅がまたがる地域は、ロンドンのトラファルガー広場の30倍の広さに達します。

さらに、リスクを最小限に抑え、連続性を確保するため、防水シート BITUTHENE® 8000 HC が指定されて後(あと)やり施工され、侵攻性土壌からサブ構造壁を完全に保護しています。4つの駅には合計で300,000m2という圧倒的な量のPREPRUFE® 300R と150,000m2の BITUTHENE® 8000 HCが使われました。

PREPRUFE® の優位性

GCP Applied Technologiesの特許権を有するADVANCED BOND TECHNOLOGY™によって、 PREPRUFE® は乾いた状態または濡れた状態のコンクリートに直接接着し、密着性が高く水を通さないシールを形成します。 PREPRUFE® は、メッシュの界面とコンクリートの間の水分移動のリスクを伴う機械的に接着する技術とは異なり、時間の経過に伴って濃度が変化した場合でも、合成接着剤の層と頑丈な高密度ポリエチレンフィルムとともに、水や湿気、塩化物、硫黄による害から構造物を保護する恒久的な物理的バリアを提供します。

PREPRUFE® は耐久性の高い柔軟な防水シートで、過酷な現場状況に他社製品よりも長期間にわたって耐えます。設置中に損傷を生じさせることなくその上を歩行することができ、機械的に取り付けられたメンブレンよりもはるかに迅速かつ簡単に設置できます。コンクリートやボードの保護層が排除され、掘削の深さが減らされ、廃棄物を低減しながら、機械的に取り付けられた技術で必要とされる追加の材料の数は最小限に抑えられます。

防水シートPREPRUFE^® は、中東最大のインフラ・プロジェクトのひとつを地下水の破壊的な影響から保護しています。