北アフリカ最大のショッピングセンターであるモロッコ・モールもGCPを採用

北アフリカ最大のショッピングセンターであるモロッコ・モールはカサブランカ南部の未開発地域に建設されました。建設プロジェクトは大西洋から20メートルも離れていない場所に位置し、防水対策が注目の課題となりました。 

しかし、この課題は克服するだけの価値のあるものでした。200万平方フィートの貝殻の形をしたショッピングセンターには、数多くの店舗や400席のIMAXシアターなどのレジャー施設、250のレストランが入っています。また、水族館や子供向けの公園、オーガニック・ガーデン、スケートリンク、スパ、モロッコの民芸品を専門に扱うアートスペースもあります。

「北アフリカ最大のモール(モロッコ・モール)は建築学的にみてユニークで驚異的な設計の構造物であり、(当社)製品が保護に役立つことで、強化されています」— François Challier、フィールド・マーケット・デベロップメント、GCP Applied Technologies

採用されているGCP Technologiesの製品:

課題

建設プロジェクトはカサブランカの海岸の遊歩道の延長部分に位置するため、海水の影響を受けます。そのため、設計者とオーナーにとって、巨大なコンクリート・スラブと構造壁を浸水や土地に含まれる塩と硫黄から保護するための防水製品が必要となりました。こうした天然由来の化合物はコンクリートを短期間で劣化させ、構造物の寿命を縮めてしまいます。

解決策

建設用地は海に近く、モールを塩と硫黄の害から保護するために基盤部分に防水システムを選択することが重要な設計上の決定となりました。いくつかの防水材を検討した結果、当初指定されたシステムではなく、防水シートとして PREPRUFE® 300R および BITUTHENE®3000 が採用されましたが、これが最善の選択であったことが明らかになります。他の製品を比較した試験結果によると、PREPRUFE®は性能で勝り、防水効果を維持しながらも、塩や硫黄による影響はありませんでした。さらに、設置が容易かつ迅速であり、数多くの付加価値の高いメリットが得られました。

PREPRUFE® は独自の特許を有する技術に基づく先やり防水システムです。自己接着型ではないために浸水を防ぎきれない従来の防水シートとは異なり、ADVANCED BOND TECHNOLOGY が防水シートをコンクリートに完全に接着させ、シートと構造物の間への浸水を防ぎます。PREPRUFE®は雨季や乾季の影響を受けないため、建設期間中に膨張する危険はありません。また、あらゆる種類の土壌や水質に化学的耐性を有し、プロジェクト完了のスケジュールを早めます。

BITUTHENE® 3000はシート塗布された先やり防水シートで、長年にわたって世界中で基礎壁に採用されています。 ADCOR® 500S、 SERVISEAL® 195および BITUTHENE® Liquid Membrane も最終的な防水仕様に含まれました。

北アフリカ最大のモロッコ・モールは建築学的にみてユニークで驚異的な構造物であり、GCP Applied Technologiesの製品が保護に役立つことで、強化されています。

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