GCPの防水材がサンフランシスコ・トランスベイ・トランジット・センターを「救う」

地下水面の少なくとも30フィート下に位置するため、動水力が現場のあらゆる面を圧迫し、抽出ポンプの使用時には壁は即座に浸水し、そうでなければ四六時中シュッシュッと異音を立て続け、作業は停止に追い込まれました。威容を誇るトランスベイ・トランジット・センターはサンフランシスコのダウンタウンに位置し、ベイエリアに非常に近いことから、防水作業は困難を極めました。
現場の劣悪な状況下では、アスファルト・ベースの繊維を使った低品質の防水材は役に立ちません。総工費41億8,500万ドルのプロジェクトはスケジュールに対し2か月半の遅れが生じていました。
幸い、プロジェクトは対応を熟知している防水工事の請負業者であるDean Edwardsのところに持ち込まれました。
Edwardsは「(GCP Applied Technologiesを)紹介しました」と話しました。「PREPRUFE® が養生なしの先やり防水シートであることを説明しました。過去20年以上にわたって、数百の大型インフラ・プロジェクトに採用されてきた実績は明らかでした。なにより、この私が信頼しています。コンクリートの養生の必要がなくなれば、スケジュールを早められることがわかっていました」と彼は話します。
サクラメント・キングスのアリーナを 直ちに密閉し、中東最大のインフラ・プロジェクトのひとつである ハラマイン高速鉄道を運行させ続けているように、GCPの PREPRUFE® が「事業の金字塔的作品」であることが改めて証明されたとEdwardsは評価します。
防水シート PREPRUFE® は世界中の注目を集める公共事業や民間プロジェクトにおいて、5億平方フィート以上が設置されており、以下のメリットを実現しています。
- 迅速、容易かつ明快な設置
- 雨天に耐えられる頑丈な製品設計
- コンクリートに恒久的に接着する強固な高密度ポリエチレンシート
- 汚染した侵攻性のある土壌に強い耐性を有し、アスファルトや粘土を使わない清潔で整然とした製品
- 鉄筋の迅速な凝結・結合で同日の通行可能
PREPRUFE® を完全に設置すると、膨大な作業がスケジュール通りに復帰し、Edwardsには乾いた現場で休憩する余裕まで生まれました。
「実際、ゼネコンが私たちに追いつくのを待っているところです」
PREPRUFE®の優位性
GCP Applied Technologiesの特許権を有するADVANCED BOND TECHNOLOGY™によって、 PREPRUFE® は乾いた状態または濡れた状態のコンクリートに直接接着し、密着性が高く水を通さないシールを形成します。 PREPRUFE® は、メッシュの界面とコンクリートの間の水分移動のリスクを伴う機械的に接着する技術とは異なり、時間の経過に伴って濃度が変化した場合でも、合成接着剤の層と頑丈な高密度ポリエチレンフィルムとともに、水や湿気、塩化物、硫黄による害から構造物を保護する恒久的な物理的バリアを提供します。
PREPRUFE® は耐久性の高い柔軟な防水シートで、他社製品よりも過酷な現場状況に長期間にわたって耐えます。設置中にも損傷を生じさせることなく歩行することが可能で、機械的に取り付けられたメンブレンよりもはるかに迅速かつ簡単に設置・調整することができます。コンクリートやボードの保護層が排除され、掘削の深さが低減され、廃棄物を低減しながら、機械的に取り付けられた技術で必要とされる追加の材料の数は最小限に抑えられます。
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