GCPによるアラスカン・ウェイ高架橋の防水

シアトルの市街地の地下深くを掘り進む総工費45億ドル、全長2マイルのトンネルを伴うアラスカン・ウェイ高架橋は大きな課題を抱えていました。しかし、建設クルーにはGCPの防水材で覆う方法がありました。
GCP Applied Technologiesは北と南のポータルに加え、トンネルの両側の営業ビルの防水工事を受注しました。
GCPは地下水面下約80フィートという最深部に位置する南のポータルに防水シート PREPRUFE® 300R、 PREPRUFE® SCS および BITUTHENE® を採用しました。ポータルと営業ビルを合わせると、350,000平方フィートのPREPRUFE® SCS、600,000平方フィートの300Rおよび約150,000平方フィートのBITUTHENE®が使われました。
防水材の設置は2013年6月に始まり、2016年半ばに終了する予定です。多くの製造業者のなかからGCPが選ばれたのは、プロジェクト全体を通じて塩分を伴う汚染土壌という非常に難しい湿った場所でも製品を設置できるためです。作業は基本的に海水位で行われます。
北のポータルのプロジェクトは南のポータルが完了してから約1年後に着手されます。北と南のポータルの長さはそれぞれ約2,000リニアフィートで、海抜位から約80フィートの深さまでの作業です。
両方のポータルは、高速道路の複数のレーンがトンネルの異なるレベルで合流するという非常に複雑な構造です。
請負業者はこの巨大プロジェクトの成功における防水処理の役割の大きさを強調しています。アラスカン・ウェイ高架橋を取り巻く冬の雨や雪、水の漏れる土壌条件やその他の種類の問題が、GCPのPREPRUFE® 300R、PREPRUFE® SCSおよびBITUTHENE®に悪影響を及ぼすことはありません。
ビデオ:PREPRUFE® SCSの効果
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